月見舘跡・築舘跡

月見舘跡1の画像

広瀬川と布川に挟まれた天然の要害です。本丸跡・二の丸跡・三の丸跡・空堀跡があります。南側の真徳寺付近が大手門跡と見られます。戦国期に須田伯耆(ほうき)が居城したと伝えられていますが、それ以前の城主は不明です。須田はもと須賀川二階堂氏の家臣須田某の一族で、のち伊達輝宗家臣となり、大波大膳の家中に属したといわれています。天正12年(1584年)10月、伊達輝宗に殉死しています。子の須田伯耆は伊達政宗を裏切り、伊達家を離れて、蒲生氏や上杉氏の家臣となりました。

住所 福島県伊達市月舘町
TEL 伊達市教育部文化振興係・文化財係
024-573-5804

月見舘跡2の画像

アクセス

福島交通月舘総合支所バス停から徒歩1分
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関連リンク

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