女神山
2017年8月9日
花・自然・景色
およそ1400年前、崇峻(すしゅん)天皇の妃である小手姫(おてひめ)は、天皇が政変で亡き後、東国で新しい国をつくろうと旅立った息子の蜂子皇子(はちこのおうじ)を探してこの地にやってきましたが、姫は皇子に再会できぬまま、とうとうこの地で亡くなってしまったと伝えられています。
月舘町周辺には、生き別れになった悲しい母子の話が「小手姫伝説」として伝えられ、人々の信仰を集めています。
青々と木々が茂る女神山も、その伝説が残る山。
「うつくしま百名山」にも選ばれ、多くのハイカーが訪れるようになったこの山は、今でも小手姫の生きた時代と変わらぬ自然を残したまま、地域の人々をやさしく見守っています。
住所 | 福島県伊達市月舘町上手渡字女神山 |
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TEL | 月舘総合支所 024-572-2112 |
登山ルート
登山口から山頂付近まで徒歩約1時間
カタクリ
「女神山」付近には数種の植物が群生し、その中でも春一番にカタクリの可憐なピンクの花が咲き乱れる様は見事です。
アクセス
上手度月ノ宮神社北側の登山口までは
- JR福島駅から車で45分
- 阿武隈急行保原駅から車で30分
- 東北自動車道国見ICから45分、または二本松ICから40分