茶臼山城跡(懸田城跡)・茶臼山

茶臼山

掛田の町並みを一望できる標高225.2メートルの山です。山頂には公園記念碑、山腹には郷土の歌人佐藤嘲花の歌碑と同詩人高橋新二の詩碑があります。(所要時間:約30分)

住所 福島県伊達市霊山町掛田
TEL 霊山総合支所
024-586‐3401

桜の名所

桜の名所

辺りを一望できる高台は桜の名所として知られ、掛田市街地からピンク色に染まった山斜面を眺めることができます。

見ごろは例年4月上旬ごろ

歴史・文化

歴史文化

掛田の茶臼山城は南北朝時代や室町時代に懸田氏が居城しました。懸田城ともいわれています。懸田氏は伊達氏と縁戚で、一時期伊達氏に従属しながらも独立した領主権をもっていたとされます。天文年間初期のころは宮城県南部の名取郡や山形県東部の北条庄などを領する大名に成長していました。このころ伊達氏と不和となり、家臣の中島氏にも裏切られ、滅亡しました。中島伊勢は伊達家に迎え入れられ、金山城主となりました。その子は政宗の家臣として活躍しています。最後の懸田城主懸田俊宗の夫人は伊達稙宗の娘で、懸田御前と呼ばれました。美貌の方らしく中島氏が横恋慕して金山城へ連れ去ったといわれています。

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