高子岡城跡

高子岡舘跡

伊達家発祥の地、伊達市。ここ高子岡城跡は、伊達家の始祖朝宗の居城跡といわれている。桃の花の開花時期には、花のライトアップや邦楽鑑賞会などのイベントが行われる。

朝宗は常陸国真壁郡伊佐荘中村に住したので、伊佐あるいは中村を姓としました(入道念西と称しました。)

文治5年(1189年)源頼朝の奥州征伐に諸子息(為宗、為重、資綱、為家)を率いて従軍し、石那坂の戦いおよび阿津賀志山の戦いに大いに戦功があり、伊達郡を賜りました。因って姓を伊達と改め、高子ヵ岡に城を営んで移住しました。

なお、居城の折、鎌倉の鶴岡八幡宮を勘請して、城内に亀岡八幡宮を建立しました。

ついで朝宗は、高子ヵ岡から一望される桑折町の現県文化財指定の西山城に移りました。朝宗は正治元年(1199年)10月2日71歳で没し、桑折町の満勝寺(万正寺)に葬られています。

住所 福島県伊達市保原町上保原字丹露盤
TEL 伊達市教育部文化振興係・文化財係
024-573-5804

【桃】見頃
4月中旬~

アクセス

阿武隈急行高子駅から徒歩5分
「阿武隈急行」ホームページへ

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