高子二十境展のご案内～梁川美術館～
私たちの高子二十境展 ～ 描く・書く・撮る・詠う ～
伊達市梁川美術館にて、企画展「私たちの高子二十境展」開催のお知らせです。
高子二十境(たかこにじゅっきょう) とは、江戸時代中期、現在の伊達市保原町高子に住む 漢文学者・熊坂覇陵(くまさか
はりょう)が高子村の特に風光明媚な景勝地20か所を選び、それぞれの地に名前を付け、漢詩(五言絶句)を詠んだことから
始まります。息子の台州(たいしゅう)と孫の盤谷(はんこく)もこれに唱和し、同じ地で漢詩を詠み、親子三代にわたる漢詩は
60題となりました。台州は覇陵亡き後、父を慕いこの60の漢詩に当時気鋭の日本画家 谷文晁(たに ぶんちょう)の挿絵を添え「永慕編」と題して江戸で出版。そして全国へと広まりました。
これになぞらえ、現代の高子二十境を市民の皆さまが写真・絵画・漢詩の書など、思い思いの様々な方法で表現した作品を発表する展覧会です。
伊達市の名所「高子二十境」の魅力にあふれる企画展です。多くの皆様のお越しを心よりお待ちしております。
開催日
開催期間 : 平成31年3月6日(水曜日)～3月17日(日曜日)
開館時間 : 9:30～17:00(最終入館16:30)
最終日17日は15:00まで
㊡休館日 : 毎週月曜日
会場
伊達市梁川美術館 2階 「市民ギャラリー」
〠960-0782 伊達市梁川町字中町10
℡ 024-527-2656
阿武隈急行線「梁川」駅から徒歩 約20分
福島交通バス「梁川中町」バス停から徒歩 約2分
東北自動車道国見ICから車 約15分
🅿 当館南側のお客様専用駐車場をご利用ください。満車の場合には、梁川中央交流館駐車場をご利用ください。
イベント
やさしい水彩画教室 ～画家の免許…水彩画を描くためのライセンス～
日時 : 3月9日(土曜日) 13:30～15:30
講師 : 岡崎忠夫氏(風土会会員)
料金 : 無料 事前予約不要
※ 水彩絵具・パレット・筆・画用紙・画板・描きたい風景や物の写真をご持参下さい。
高子語り部会 ～高子の民話・昔話を語ります～
日時 : 3月16日(土曜日) 13:30～15:00
主催・お問合せ
高子二十境展実行委員会
℡ 024-576-6317
伊達市梁川美術館 ～Yanagawa Museum Of Art～
伊達市の北東部、梁川地区にある美術館。
梁川地域を流れる広瀬川沿いに立つ梁川美術館には、旧梁川町出身の彫刻家・故 太田良平氏の作品を展示しているほか、
伊達市ゆかりの作家の作品展示や、芸術愛好家の方々の作品発表の場としても活用されている。
また美術館の周辺にある「広瀬川親水公園」や中央街路などにも多くのブロンズ像が設置されている。
ガラス張りのギャラリーからは、市内を流れる広瀬川が一望できるのも梁川美術館の特徴。このギャラリーでは定期的に
コンサートも開催されており、魅力的なイベントの一つ。