がんばっている人

第5回 伊達 手芸家(マザーズキルトハウス代表) 小野 千鶴子さん

「ひと針、ひと針に想いを込めて...」

生き方を変えたキルトとの出会い

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小野さんがキルトを始めるキッカケは1975年からTVで放送された「大草原の小さな家」を偶然、目にした所から始まった。

アメリカ開拓の人々を描いたこのドラマのなかに登場するパッチワークキルトに心を奪われた。その頃、小野さんは小さなお子さんを持ち家事育児に毎日、奮闘していた。

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「何か私に出来ることはないかしら?」

そのドラマとの出会いは女性の自立について、メディアが注目がし始めた頃で、小野さんは日々の生活の中で自分なりに打ち込める何かを探していた時だったのだ。

「キルトがなければ人生は変わっていたかも」

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そして、日常への感謝、常に前に向かう姿勢など、大草原の小さな家から教えられ、励まされた小野さんは、一念発起、幼い子供2人を旦那様に預け、TVの画面で見たアメリカ開拓の歴史や当時の建物に触れるべくアメリカに出かけるなど、キルト研究家の「マクドナ・ミワコさん」とも出会い本格的にキルトの世界へ踏み出したのだ。

「キルトは芸術ではなく民具であってほしい」

本来、キルトは古着などから取った端切れを縫い合わせた表と芯、裏の三層を重ね刺し縫いしたベッドカバーのこと。どんな端布も活かして使う人間の知恵から生まれたもの。

暮らしの中で使ってこそ意味がある。小野さんはキルト作りを教え、活かすことで、今、失われつつある親が子供たちに手渡す文化、手で創り出す世界の楽しさを伝えようとしている。

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小野さんが1歩を踏み出した頃はまだ、首都圏からのみ情報が発信されるといわれた時代。

「自分の経験で若い方々の後押しをしたいの、それがこれからの仕事かしら」

自分自身が情熱を持ち行動し、キルトに出会い、人に出会い、今では雑誌にも多く取り上げられている小野さんだからこその言葉。


時代は移り、今は地方でも身近に学ぶ場所や情報発信出来る所があることを教えてくれたのが小野さん。

今は、自宅の一部でお教室だけでなく、娘さんが雑貨屋を開いている。絵本などもあり温かな空気が感じられるディスプレイだ。


近所の子供たちや若いおかあさんたちでにぎやかな店内。きっと、小野さんが伝えて行こうとしているものがここにあり、その魅力が人を呼び、人を集わせているのだろう。

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お問合せ

マザーズキルトハウス
伊達市篭田1-10  TEL: 024-583-4316 FAX : 024-584-2306

2年に1度キルト展が開かれます。
福島駅ビルネクストホールには毎回100枚のキルトが展示されます。

直にお越しいただければ数点のキルトがご覧になられます。